バビロン大富豪の教え「黄金に愛される7つの道具」を要約 蓄財の原則を知ろう!

ロレンシャンです。

資産形成をこれから進めていく上で、大前提としてお金が貯まるマインドを身につけていなければいけません。

いくら頑張って働いて収入が増えても、お金が貯まるマインドが身についていないとお金は一向に貯まりませんし、経済的成功に達することは出来ません。

そして、その私たち個々人の経済的成功をテーマとし、痩せた財布を肥やすための方法としてこれまで多くの人に読まれてきた名著が「バビロン大富豪の教え」。

貧乏でその日暮らしだった二輪馬車職人バンジールが、バビロンいちの大富豪アルガトから、富を手にするための「黄金に愛される7つの道具」についての教えを受け、成長していく物語です。

原作者はアメリカ人のジョージ・サミュエル・クレイソンで、1926年に「The Richest Man In Babyron(バビロンいちの大金持ち)」として刊行されました。

今回は、私たちの経済的成功のヒントとなり得る、富を手にするための「黄金に愛される7つの道具」について要約し、解説していきます。

この7つの道具には古代都市バビロンで育まれた蓄財の原則が詰まっており、きっとこれから資産形成をするための考え方の土台になると思います。

目次

黄金に愛される7つの道具

では早速、バビロン大富豪の教えの中で、バビロンいちの大富豪アルガトが教える「黄金に愛される7つの道具」は以下の通りです。

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. 住まいをわがものとせよ 
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそ最大の資本にせよ

改めて見ると、この7つの道具には、現代でも普通に通用する蓄財の原則すべてが詰まっていると感じます。

この7つの道具について、バビロンいちの大富豪アルガトの言葉を紹介しながら、順番に要約していきます。

収入の十分の一を貯金せよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、卵売りの男に、

毎朝カゴの中に10個の卵をいれ、夕方に9個の卵を取り出すと、やがてカゴから卵が溢れ出す

と言いました。

収入の十分の一を貯金し続ければ、やがて痩せた財布はパンパンに肥えてくる。

普通に考えれば当たり前のことですが、これは蓄財の基本中の基本です。

年収が300万円ならば毎年最低30万円、年収が500万円ならば毎年最低50万円は必ず貯金に回します。そうすれば銀行の口座残高はどんどん数字が増えていきます。

必ず一定額が貯金に回るのですから、お金が貯まるのは当たり前ですね。

逆にこの教えを守らない人はいくら収入が高くてもお金は一向に貯まりません。

そしてここで不思議なことが起きます。

稼ぎの十分の九までしか使わないと決めたのに、暮らしは少しも悪くならず、なぜかお金に窮するということもありません。

人間、お金が無ければ無いで、お金のある範囲で生活できるのですね。

ロレンシャン

確かに使えるお金が限られていればその範囲で普通に生活しますね

欲望に優先順位をつけよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、

あなたの望むお金の使い道をすべて粘土板に刻み、その中から本当に必要なものと収入の十分の九でまかなえるものを選び、後は線を引いて消してください

と言いました。

要は収入の十分の九でまかなえないものはもう諦めましょうということです。

現代でも蓄財が出来ない人はこの考え方が欠如しています。

人間の欲望には際限がありません。

いくら大金持ちでもすべての欲望を満たされるなんてことは無く、一生の内に満たすことができる欲望は、無数の欲望の中のごくわずかなのです。

自分で欲望をコントロールし、予算の範囲内で優先順位をつけて欲望を満たしていく、この考え方が出来ると、自分が本当に欲しいものは何かを知るきっかけにもなります。

自分にとって本当に大切なもの、本当に必要なもの、これを考え、そして自分自身で知っておくことは、蓄財にはもちろん、今後の人生を生きる上での羅針盤となるでしょう。

ロレンシャン

欲望の優先順位付けは本当に大切です

貯えた金に働かせよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、

私は貧しい稼ぎの中からお金の奴隷を生み育て、その奴隷たちが働いて更なるお金を稼いてくれました。奴隷たちはなおも働き続け、やがて奴隷の子供たちが、そしてそのまたその子供たちが労働に加わり、代々の尽力が合わさって莫大な定期収入を生み出した訳です。

と言いました。

収入の十分の一を貯金し、ある程度お金が貯まってきたら、そのお金を運用し、お金からお金を生み出そうということです。

確かに初めはわずかなお金しか生み出されませんが、その生み出されたお金からも新しいお金が生み出されるため、気が付けばお金はたちまち増殖し出すのです。

資産運用の世界ではこれを複利といいますが、かの有名なドイツの理論物理学者アインシュタインは、複利の力を「人類最大の発明」とまで呼びました。

複利の力は、運用を初めたなりは実感しずらいものの、時間の経過と共に凄まじいパワーを発揮します。

複利の力を享受するためには、なるべく早く資産運用を始める。これも大切なことです。

ロレンシャン

複利の力を侮るなかれ、ですね

危険や天敵から金を堅守せよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、

ご自分の知恵を過信して、落とし穴のありそうな投資話に財産を委ねてはなりません。

と言いました。

要は、誰かにお金を託す際は相手の評判や返済能力をよく確かめ、自分が良く分からないものには絶対にお金を託してはいけない、ということです。

現代でも怪しい投資話や詐欺話がはびこっており、知識のない人間、中途半端に知識があると過信している人間の財布を常に狙っています。

特にインターネットが発達して多くの人に簡単に多数の情報にアクセスができるようになった現代では、まともな投資話、本当に儲かる投資話が、見ず知らずの他人から自分だけの所にやってくるということは100%ありません。

そんなことをしなくても、身内や情報感度の高い人たちによってたちまち売れてしまうからです。

見ず知らずの他人のからやってくる投資話は100%詐欺か損をする投資だと思うぐらいで間違えないです。

ロレンシャン

見ず知らずのあなただけに教える理由なんかないですよね

住まいをわがものとせよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、

家が建ったら、今まで家主に家賃を払っていたのと同じように、定期的に借入金を返済していくのです。返済するごとに債務は減っていきますからやがて払い終えます。その時あなたの心は軽くなるでしょう。価値ある資産が今や完全にあなたのものであり、家にかかる経費は王に収める税だけになるのですから。

と言いました。

しかるべき家を買ってローンを返済すれば、住宅という資産が自分のものとして残るということです。

家賃と住宅ローン返済は同じ、という方がいますが、住宅ローン返済の元金部分は「資本的支出」、要は元金を支払った分だけ自分の資産としてストックされます。

最終的にローンが無くなれば、資産である家だけが残り、もちろんそこに住み続けることができるので家賃もかかりませんから、自由に使えるお金が大幅に増えます。

またアルガトは、家を持ち、誇りをもって手入れをすれば、心に自信が芽生え、より良い生活を営むための努力に拍車がかかるとも述べています。

自分の家を持つことで心の豊かさを手に入れることができるということです。

ロレンシャン

家を持つことで心の豊かさや安心が手に入るのは間違えありません

今日から未来の生活に備えよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、

年老いた日のために、相応の収入源を用意せよ。もはや若くないのなら、自分がこの世を去って、家族を励まし支えることができなくなった時のために前もって備えよ

と言いました。

現代で言い換えると、老後に備えよということですね。

定年まで会社員を続け、国民年金+厚生年金を支払っていれば、老後はある程度の年金収入は確保できますが、今後のインフレや年金額の削減可能性を考えると、決して十分とは言えません。

年金以外にも、堅実な資産運用や自分のビジネス収入などの収入源を確保しておけば、より安心の老後が過ごせますし、自分自身が亡くなった後、残された家族もお金に窮することなく暮らすことができます。

ロレンシャン

老後えの備えは早ければ早いほど良いですね

自分こそ最大の資本にせよ

バビロンいちの大富豪アルガトは、

お若い方、あなたに必要なのはもっとお金を稼ぐことです。稼ぐ力を高めるために、あなたは何をしていますか?

と言いました。

結局、その人が豊かになれるかどうか、それを決めるのがこの「稼ぐ力」です。

お金を働かせることももちろん大切ですが、お金がお金を生み出すパワーは、ある程度元金が大きくないと中々発揮されません。

持たざるものにとっての最大の資本は自分自身です。

特に人生の早い段階において自分自身がどれだけ稼ぐ力があるかが、お金持ちになれるか、なれないかの大きな分かれ目です。

年収が低ければ昇進か転職をして年収を上げる、もしくは副業を頑張る、など自分自身から資産を生み出す力を鍛える努力を怠らないようにしましょう。

ロレンシャン

頑張って自らが稼ぎ出す力を鍛えましょう

7つの道具を備えればお金に困らない人生は時間の問題

以上、バビロン大富豪の教え「黄金に愛される7つの道具」の要約をまとめました。

改めて7つの道具を一覧にすると、

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. 住まいをわがものとせよ 
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそ最大の資本にせよ

非常に確信をついた言葉が並んでおり、まさに現代にも通じる蓄財の原則、痩せた財布を肥やすための極意、といっても良いと思います。

そして、この「黄金に愛される7つの道具」を忠実に実施すれば、お金に困らない人生というのは遅かれ早かれ達成されることでしょう。

お金が貯まるマインドを身に着けたら、後は実際に行動に移すのみです。

豊かな人生を送るための資産形成へ向かって第一歩を踏み出しましょう。

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この記事を書いた人

2023年7月にサイドFIRE達成!

現在38歳で元営業職。投資歴10年以上。

当ブログにて、再現性のあるサイドFIREへの道筋や私のサイドFIRE生活、投資関連情報ついて発信。現在せどりで事業所得構築奮闘中!

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