ついに夢のサイドFIRE生活に突入! 現在の心境や新生活への不安について

ロレンシャンです。

2023年7月18日を最終出社日として、ついに夢のサイドFIRE生活に突入しました。

実際の退職日は8月31日付のため、それまでは有給消化という形になるのですが、もう8月31日以外は会社に行くことも無いため、7月18日の最終出社日をもって事実上サイドFIRE生活に入ったといって良いでしょう。

新卒で今の会社に入社して約14年、セミリタイア、FIREを目指し出してから約10年、ついにここまで来たかという思いです。

会社に退職を伝えてからは、担当や業務の引継ぎで非常にバタバタした日々が続きました。

そしてサイドFIREという本当の理由を隠しての退職となったため、社内外の人たちへの退職理由の説明にも苦労しました。

そして迎えた最終出社日は、お世話になった皆へ無事挨拶を済ませ、最後は祝福を受けながら花束をもらって会社の門を出ることができ、自分なりには円満退社することが出来たのではないかと思っています。

苦労がありつつも、いよいよ期待と夢が膨らむサイドFIRE生活がスタート!

今回はサイドFIRE生活に突入した私の現在の心境についてまとめました。

目次

会社員を辞めるということ

会社員を辞めるということ、これは本当に人と違う道を歩むことなんだ、と身をもって感じています。

それこそ私の知人は会社員、会社員、会社員、どこを見ても会社員で、フリーランスで何かをやっている人は本当に少ないです。

単に私の交友関係が狭い、もしくは偏っているだけなのか、それとも地方都市に住んでいるからなのか、それは分かりませんが、会社員が多いことは事実です。

そして私が会社を辞めると言ったら、どこに転職するの?、と次の会社でまた会社員をやることを前提で話をする人が多かったです。

そして私も薄々は気が付いてます。

今後サイドFIRE生活において、今の交友関係だけでなく、新たに価値観の合う仲間との出会いが必要であるということを。

新たな仲間との出会い、これは狙って出来るものではありませんが、これからのサイドFIRE生活を楽しく生きていくためにはやはり仲間が欲しいです。

積極的にコミュニティやイベントに参加するなどして新たな出会いがあれば良いなと思ってます。

給料が上がってきたのに辞めることについて

社内に退職が告知されてから、ある先輩に、

「せっかく給料が上がってきたのに今辞めるなんてもったいない」

と言われました。

この考え方は一理あり、私の勤めている会社は年功序列の賃金体系なので、実力よりも長く勤めている人のほうが賃金が高いです。

また退職金の算定方法も、勤続年数が長くなるほど二次関数的に退職金が増える仕組みになっており、私のように勤続14年とかで会社を辞めてしまうと、労働年数の割に退職金は非常に少なくなります。

よって、サラリーマン人生の前半は会社に捧げる時間に対して見返りは少ないのに対し、サラリーマン人生の後半は会社に捧げる時間に対しての見返りが大きくなります。

言い方を変えれば、私はこれから徐々に多くの見返りを得ることができるフェーズに入っていく段階で辞めてしまったということです。

この考え方の上に立てば、確かにもったいないと言えばもったいないでしょう。

ただ、今の私にとって、もはやそんなことどうでも良いです。

それよりもなるべく早くサイドFIREをしたかったですし、自分の第二の人生がスタートすること、自由な時間が手に入り、自分の意思で進む方向を決めることが出来る、その価値のほうがはるかに高いと思っています。

積み上げたものがすべて自分に返ってくる!

サイドFIRE後に自分で何かをやる場合、何が素晴らしいって、自分で頑張って積み上げたものがすべて自分に返ってくるということでしょう。

会社員の場合、顧客が見てるのはその人自身ではなく、その人の後ろに立っている会社の看板です。

私も製品を売るために頑張って資料を作りこみ、顧客に提案をした時も、「○○さん」は丁寧で素晴らしいね、と言ってくれたりしたのですが、その○○は会社名だったりします。

皆が驚く新製品を開発しても、多くの売り上げを上げても、素晴らしい業務改善をしても、一部査定や給与には反映されるものの、その果実の大半は会社のものです。

逆に何もせずに会社のパソコンでネットサーフィンをしていても、とりあえずは毎月安定的に給与が振り込まれます。

良くも悪くもこの安定感が会社員の強みであり、私も毎月安定的に給与が入ってくることについては本当に有り難かったです。

一方、資産がある程度積み上がってきて、相対的に給与への依存度が下がってくると、今度は多くの時間を捧げているにも関わらずその果実を会社側に持っていかれることについてのデメリットが目立ってきます。

資産はある程度あり、当分食い扶持に困ることはない。

それならば積み上げたものはすべて自分の果実にできる一方、積み上げが無ければ全く何もない、そんな世界のほうが理にかなっているのではないか、正直そう感じました。

特に今はとにかく頑張ろう、と心に決めている状況ですから、なおさら自分の果実の源を育てたいと思っています。

新しい生活への不安点

新しくサイドFIRE生活をスタートするにあたって不安が無いかと言われれば嘘になります。

思いついた不安点を挙げるならば以下でしょうか。

  • 集中して作業に取り組めるか
  • 平日昼間の光熱費、食費
  • 加入するサブスクリプションの肥大化
  • 交友関係
  • 健康管理
  • 想定外の大型リセッション

順番に解説していきます。

集中して作業に取り組めるか

これはこのブログを読んでくださっている方もご理解いただけると思いますが、会社と家では集中力に雲泥の差が出ます。

一時期リモートワークをしたこともありましたが、家はとにかく誘惑が多いですし、会社にいたら一日で片付けることが出来る仕事でも家だと二日かかったりしていました。

あと後ほども触れますが、家だとエアコンや暖房をケチってしまうことで労働環境が悪い中で作業をしてしまい、それが結果につながらないなどの問題点も出てきそうです。

対策としては、外で作業をするのが良いと思いますが、無料で利用できる図書館や市の施設には時間制限があったりしますし、思い切ってコワーキングスペースやレンタルデスクを借りようかとも考えています。

ただコストもかかりますし、いったん家で作業をしてみて様子見とかになるでしょうか。こればかりはやってみないと分かりません。

平日昼間の光熱費、食費

これ、現状の電気代の高騰を考えるとバカになりません。

正直、昔だったらわずかな電気代なんか考えなかったでしょうが、最近の電気代高騰ぶりは凄まじく、数年前ならびっくりして倒れるような請求が普通に来ます。

さらに我が家は電気温水器を夜間に炊く関係で、平日昼間の電気代が高く、夜が安いプランに入っているので、昼にエアコンや暖房をガンガンかけると電気代が恐ろしいことにならないか心配です。

またこれまでは会社から半額が支給されていた格安の昼食もなくなるため、昼食代が普通にかかってきます。

昼食に時間をかけたくないため、何か自炊するのは極力避けたく、外食が多くなって費用が嵩むことも心配しています。

対策としては、やはりコワーキングスペースやレンタルデスクを借りてしまい、光熱費のことなどのつまらない心配をしないようにするのが良いかなと思っています。

昼食については、外食で済ませるのか、家から妻が作った弁当を持っていくのか、その辺も手間と費用のバランスを考えて実際にやってみないと分かりませんね。

加入するサブスクリプションの肥大化

自分の自由な時間が増えるということは、サブスクリプションが相対的にお得に利用できるということです。

例えば私も加入しているyoutubeプレミアムも、会社員で夜一時間しかyoutubeを見れない人より、毎日いつでもyoutubeを見れる人のほうがお得感があります。

ただこれは一種の罠で、自由な時間が多いと様々なサブスクリプションの誘惑が襲ってきます。

  • コワーキングスペースやレンタルデスク
  • コミュニティーの会員費用
  • 月会費制のスポーツジム
  • アマゾンプライムなど、動画コンテンツサービス
  • Kindle Unlimitedや楽天マガジンなど、電子書籍や雑誌などが読み放題のサービス
  • 日経新聞など、新聞各種

私が今は知らないだけで、もっと魅力的なサブスクリプションサービスがあるのかもしれません。

もちろん、本当に必要なものは入れば良いと思います。コワーキングスペースやレンタルデスクは必要と判断すれば即利用します。

ただ、時間が出来てお得に利用できると思ってどんどんサブスクリプションに入ってしまうと、毎月の支払いだけで結構な額になってしまいます。

対策としては、仮に試しに入ってみたとしても、定期的に見直しをすることでしょうか。

利用頻度が低いものについてはずるずると続けるのではなく、いったん解約してそれでもまた必要ならば再加入する、その位のつもりでいます。

交友関係

これは記事冒頭でも少し触れましたが、会社を退職すると、話の合う人は変わってきます。

私の場合、会社で本心を話すことはほとんどなかったため、基本的に会社での交友関係はほとんど無くなるでしょうし、正直このまま付き合い続けたいと思う人もそんなにいません。

会社外の友人についても、引き続き付き合いは続いていくでしょうが、基本的には会社員の方が多く、今後は根幹の部分で価値観が合わない場面も出てくるでしょうし、そもそも頻繁に会っているほどの友人はおらず、特に子供が出来てから会う機会がめっきり減りました。

私は基本的に土日や平日の夜は家族で過ごすことが大半で、今後もその方針には変わりはないため、会社員の友人だと頻繁に会ったりはできません。

そうなると、どうしても平日の昼間に時間をとれるフリーランスの方が、今後は時間的にも価値観的にも合ってくるのかな、と思っていますし、新たな出会いの模索というのは避けては通れないと考えています。

もちろん、そんなに都合よく新しい交友関係が生まれてくる訳はないことは重々承知ですが、こればかりは時間をかけて少しずつ広げていくしかないですね。

健康管理

健康管理についてはサラリーマン時代からも決して出来ていたとは言い難いですが、今後も大きな課題です。

特に前述の通り昼食に手間をかけたくないので、ジャンクフードなどの外食やカップラーメン中心の生活にならないように注意しなければいけませんね。

またサラリーマン時代から引き続き運動不足にも注意が必要です。

ある程度稼げるようになればサブスクリプションのスポーツジムも良いですが、まずは毎週金曜日の午後とか時間を決め、ランニングなどをしてみようと思っています。

そして昼夜逆転にも気をかけます。

大学生の頃、夜通し麻雀をやって朝になったら寝るという生活をしていた時もありましたが、今思えばあり得ないぐらい不健全な生活でした。

幸い今は子供もいて妻も仕事に行くので、家族と同じ生活リズムを保っていきたいです。

想定外の大型リセッション

サイドFIRE後の生活で一番恐れているのはやはりこれですね。

大型というのはリーマンショック級ぐらいのイメージでしょうか。指数が50%とか暴落するやつです。

確かにインデックスファンドとかであれば、売らなければいつかは戻るし、長期で見れば、暴落も含めて年利7%とかに収束するという理屈は分かっています。

ただサイドFIRE直後でまだ事業のキャッシュフローが多くない時期に、突然のショックで指数が50%暴落したらやっぱり不安になります。

サイドFIREはある程度資産があることが前提で成り立っているにも関わらず、その資産が急に激減するのですから・・・。

対策として、当面生活に困らないぐらいの現金を保有しています。

勿体ないという意見もあるかもしれませんが、私的には多少の機会損失よりも、リスクを取りすぎてサイドFIRE生活が続けられなくなることのほうがダメージが大きいので、自分なりのリスク許容度を考えて投資をしています。

第二の人生が今スタートする!

長々と心境や不安点を語ってきましたが、気持ちは高ぶっています。

私は兼ねてからサラリーマンを辞める日を「第二の人生」のスタートと位置付けてきました。

「人生の主導権が他人から自分自身へ移行する日」と考えてきたからです。

そしてついにその時が今やってきました。

今後は良くも悪くもすべて自分で物事を決めていかねばなりませんし、選択肢を間違えた時の責任はすべて自分で取らなければいけません。

期待と不安を胸に秘め、私の第二の人生がスタートします!

この先、どんな楽しいこと、嬉しいことが待ち受けているのか。ワクワクが止まりません。

当ブログでは、私の新生活についても定期的にアップデートしていきますので、よろしければ引き続き応援のほどよろしくお願いします。

応援よろしくお願いします!

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この記事を書いた人

2023年7月にサイドFIRE達成!

現在38歳で元営業職。投資歴10年以上。

当ブログにて、再現性のあるサイドFIREへの道筋や私のサイドFIRE生活、投資関連情報ついて発信。現在せどりで事業所得構築奮闘中!

Xも毎日更新!

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