りゅうです。
夏本番を迎え、毎日異常な暑さとの戦いが続いています。
エアコンは昼も夜もほぼフル稼働。夏ってこんなに暑かったっけ? 最近は毎年そんなこと感じてます。
今回も一ヶ月ぶりの報告です。先月の報告については以下記事にて。

2025年7月の物販事業収益報告
それでは7月の報告です。
2025年7月実績 | (2025年6月実績) | |
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売上 | ¥3,877,334 | ¥3,114,276 |
粗利 | ¥926,065 | ¥838,606 |
7月は売り上げもいっぱい上げて楽しく夏を満喫して、と意気込んていましたが、終わってみれば大きなトラブルに見舞われたり売れ行きも自分の想像していたほどではなかったりと非常に厳しい一ヵ月でした。
売り上げ、利益が想定を下回った要因は、中古ゲーム機販売の不振です。
任天堂スイッチ2の人気で夏商戦の需要がそちらに流れたこと、米国への関税が8月から15%(夏商戦の時期には25%と言われていましたが7月下旬に合意)になることで輸出業者の買い控え、PS5、XBOXなど高価格帯のゲーム機の主力ソフト不足、など、要因を探せば色々出てきます。
とはいえ、自分の想定が甘かったというのが一番の原因ですし、需要の多かった商材を扱うことができなかった自分自身の責任でしょう。
あと、後述しますが中国輸入で夏に向けて準備していた商品が販売できなくなったのも大きな痛手でした。
あいにく、お盆前まではそこそこ売れ行きが良い期間は続きますので、8月上旬もしっかりと売り上げを作っていかなければいけませんね。
中国輸入商品が特許権(意匠権)侵害で販売停止
7月はトラブルが立て続いた月でしたが、一番大きかったのは、開発した中国輸入商品が販売停止になったことでした。
普段の日課として自分の商品のカタログをふと見ようとしたとき、自分のカタログが消されていることに気が付き、一瞬「え??」となりました。
原因を調べてみると、中国の企業がアマゾンへ私の商品が特許権を侵害しているとの申し立てをし、それを受けてアマゾンが私のカタログを削除しました。
具体的には「意匠権」というデザインを保護する権利を侵害しているとのことで、特許庁のHPで調べてみたところ、確かに構造の似ている商品が意匠権として登録されていました。
ただ、この「似ている」というのが曲者で、正直似ている構造のものならいくらでも存在しますし、一般論で言うと言ったもん勝ちみたいな世界でもあります。
そして、私も自分なりに異議申し立てをしましたが、アマゾン側に却下されてしまい、結果商品の販売を断念することに。
この商品、小学生向けの夏休みの工作パズルの商品で、7,8月の需要を当て込んで500個製作していたため、最悪のタイミングでのカタログ削除となり、450個以上の在庫を廃棄処分しなければいけないという大惨事となりました。
アマゾンのカタログ作成や動画作成に時間もお金も投入していたため、商品代金自体もそうですが、それ以外の損失も非常に大きかったですね。
ちなみにメルカリSHOPSやYAHOOショッピングなどの別販路で販売するという手もありますが、そもそも相手企業が特許権侵害で訴えてきた商品なので、別販路でも訴えられたり、最悪賠償請求されるリスクを考え、今回は泣く泣く破棄処分することにしました。
実際、特許問題は中国輸入ビジネスのリスクの一つであり、実際に今回のような申し立てをされると、私のような弱小セラーにとってはどうにもならない事が多いです。
仮にこちらが悪くなくても、現実問題としてアマゾンへ提出する申し立て書は特許の専門家である弁理士さんへ依頼した正式な反論文章でないとまず通りませんし、弁理士さんを通したからといって通る保証もありません。
その場合は弁護士さんを雇って裁判をするぐらいしかもう選択肢はなく、正直、専門家にお願いすると時間がかかるだけでなく費用対効果が全く合いませんので、泣き寝入りになることが多いのです。
今回の件に関して、私は一切悪くない、というつもりもありません。
ただ、今後の商品化については、事前に調べれる範囲では調べたいと思いますし、それでも防ぎきることはできないことを自覚しつつ、トライしていく必要があると感じました。
最終出社日から2年、月日の流れるのは早い!
2年前の7月に前職の会社で最終出社日を迎えてから2年が経ちました。
節目を迎える度、月日の流れる速さを実感します。
退職直後はブログで稼ぐために奮闘していた時期もありますが、まもなく方向転換の末、今の物販に落ち着き、今日まで物販事業者として突っ走ってきました。
当初は店舗せどりがメインで右も左も分からないまま突っ走っていた感がありますが、2年経った今、店舗せどりの比率は下がり、電脳せどり、中国輸入を織り交ぜたスタイルになりつつあります。
時間的な面でも、せどりを始めた頃は一日10時間以上は軽く動いていましたが、今は少し落ち着き、物販をやりつつも他の事にもある程度時間を使えるようにはなってきています。
今後はさらに中国輸入を伸ばしていき、より労働物販から仕組み物販への移行を進めていきたいです。
あとせっかく会社を辞めたのだから、仕事はほどほどにもっと遊びに比重をおいた方が良いのでは、という意見もあるかと思います。
もちろん遊ぶことも楽しいのですが、やっぱり仕事を通して目標に向かって課題を解決しながら少しずつ進んでいく、このやりがいは遊び以上の楽しさがあります。
日常には張り合いのあってかつ楽しいと思える仕事をおき、非日常として食事や旅行、レジャーなどを満喫する、このぐらいのバランス感覚がちょうど良いです。
非日常の「遊び」、「余暇」も毎日当たり前になるとそれが日常となり、ワクワクしなくなるのです。
完全FIREした人の虚無感みたいなものも、この非日常→日常化が要因の一つだと思います。
人間の感情というのは難しいですね。
私は、今後も人生の時間の使い方について考え、見直したりすることも出てくるのかもしれませんが、今は目の前の物販に全力で取り組みつつ、非日常の余暇も楽しむ。
こんな感じで頑張っていけたらと思っています。
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