ロレンシャンです。
2023年内のサイドFIREを決断してからしばらく時間が経ちましたが、仕事のほうは相変わらず忙しくさせてもらってます。
私の勤める会社では2022年に希望退職があったり同時期に自主退職者も多く出たため人手が不足しており、仕事量が増えているというよりは、仕事量はあまり変わらないが一人ひとりの負荷が大きくなっているといった感じです。
さて、今回はサイドFIRE決断後のサラリーマン生活について、現在の仕事へのモチベーションや、仕事に対する心境を文章に残しておくことにしました。
ちなみに4月現在、会社には退職の意思は伝えていません。
今の私の状況は万人が体験できるものではなく、私もこの状況を体験できるのは人生で一度きりになると思っていますので、今度FIREや転職を考えている人に少しでも参考になればと思います。
今の私の立ち位置は
私の今の立ち位置は以下の通りです。
- 2023年内に、新卒から14年勤めた会社を退職し、サイドFIREすることを決断
- 退職日は8月末、最終出社日は7月中旬~下旬頃を想定
- 会社への退職伝達日は5月中旬~下旬頃を想定
- 現状は会社、および取引先の誰一人に退職の意思は伝えていない
現状は自分の中ではサイドFIREを決断し、スケジュールも自分の中で勝手に決めてはいるが、会社関係者には誰一人として話していない。そんな状況です。
ただ、これは退職を考えている場合はごく普通の手順であり、自分の中で想定スケジュールを決め、退職の準備が完全に整ってから初めて”直属の上司に”退職の意思を伝えるのが良いと思います。
まだ辞めるかどうか曖昧な状況で、同僚に「辞めようかな」「辞めるかもしれない」などという人がいますが、これは止めたほうが良いです。過去に辞めることをほのめかして結局今も続けている人がいますが、やっぱり会社からの印象は良くありません。
退職の手順については以下の記事でも解説していますので参考にしてみてください。
ちなみに退職日を8月末、最終出社日を7月中旬~下旬頃に設定した理由については、6月に大き目の展示会があり、6月引継ぎは会社に迷惑がかかること、そして私の会社では、7月上旬に予定されるボーナスの支給条件が「支給日当日に在籍していること」となっており、7月上旬に在籍し、かつ比較的落ち着いている7月に引継ぎを行いたいと考えたためです。
もちろん有給休暇はすべて消化しますので、おそらく最終出社日と退職日は1ヵ月程度の差があります。
退職を決めて逆に仕事のモチベーションが上がった
これはあるあるかもしれませんが、退職を決めた直後、急に仕事へのモチベーションは上がりました。
マラソンに例えると、これまで長い長い長距離走を走ってきて、はるか先に小さくゴールテープが見えてきたイメージです。
人間、やっぱり終わりが見えると力がみなぎってくるのですね。
今は決断直後に一時的に上昇したモチベーションも大分落ち着いては来ていますが、今でも決して低くはありません。
たださすがに身を粉にして、というのはないですね。
営業という仕事は、やることは作ればいくらでもあります。一件でも多く回れば、それだけ引き合いが増える可能性がありますし、チラシを作って配ったり、製品講習会をやったり同行PRをしたり。少しでも売り上げを伸ばそうと考えれば、これらを積極的にやっていくのが理想ではあります。
ただやればやるほど仕事が増え、自分の時間が無くなるのも事実。
みんなその辺ワークライフバランスを取りながら仕事をしているのですが、私も無理に営業はせず、どちらかというと来た仕事をしっかりとこなすことが中心になっているのが現状です。
とはいえ、6月には展示会も控えていますし、その後は引継ぎという大きな仕事も待っていますので、最後までしっかりと走り抜けるつもりです。
同僚や顧客に言いたくても言えないモヤモヤ感を味わう
営業の仕事をしているので、サイドFIRE直前とは言え仕事や会合を通して新たな出会いは多いです。
新しく名刺交換をした顧客や取引先には「何かあれば気軽に電話くださいね」と笑顔で言ってはいるものの、サイドFIREを決めたので数ヶ月後にはいなくなります、とは口が裂けても言えません。
少し申し訳ないとは思いつつも、会社にも公言していない退職の意思を、顧客や商社に先に言うわけにもいかず、こればかりは仕方がないと思って仕事をしています。
また、付き合いの深い取引先の商社の人とひと仕事をやり遂げた後、「これからもよろしくお願いしますね」と言われることも多いですが、何か複雑な気持ちを感じています。
そして前述の通り、同僚や上司にも退職の意思は伝えておらず、自分では普段通りに振舞っているつもりです。
展示会終わりなどでは当然打ち上げとして飲みに行く機会もあり、まあよくありがちな会社の将来や会社の愚痴の話が多いですが、私はもはやその手の話はあまり興味がなくなってしまっており、自分からの発言は控え、ただ相槌を打っているケースも増えてきました。
会社の業績もあまり良くないことから、同僚と二人きりになった時は、ところで〇○は転職は考えているの、と聞かれることもありますが、今のところは「特に考えていないかな」という回答をしています。
いずれも、本音を言えないモヤモヤ感の中で日々の仕事をしているといった感じです。
ただ、上司、同僚、顧客に辞めると公言した後も、サイドFIREします、とは言うつもりはないので、結局は本音を言えない複雑な心境の日々が始まるのですが・・・。
やっぱり会社員を続けたいと思うことは・・・
一旦会社を辞めると決断した後、色々調べたりしているうちに会社を辞めることを躊躇してしまい、結局は会社員を続けるケースもあると聞きます。
中途半端な覚悟で家族や上司に打ち明けてしまうと、結局色々と不安を駆り立てられて判断が変わってしまう可能性もあるのだろうと思います。
人間は大きな変化に対しては非常に慎重な生き物なので、これらの気持ちも良く分かりますし、私もまったく不安がないかといえば噓になります。
ただ、私の場合は今のところ退職の判断を変える可能性は全くなく、サイドFIREへの決意は固いです。
仮に会社に退職を全力で止められたとしても、絶対にサイドFIREをするという判断は変えません。
私はこれまで曲がりなりにも資産形成を頑張り、また価値観マップなどを作って自分の将来の理想の姿を明確化しました。
私の望む将来の自分に、今の会社で働いているという姿がない以上、ここで会社に留まる理由はありません。
ただ退職時期については、例えば8月末退社ではなく、どうしても9月末までいてほしい、とかの依頼があった場合、そこは譲歩の余地はあるとは思ってはいますが・・。
サイドFIREへ向けてのワクワク感は右肩上がり
会社では中々本音を言えずにモヤモヤ感が増す一方、自分の心の中ではサイドFIREに向けてのワクワク感は日々高まって来ています。
(モヤモヤとかワクワクとか曖昧な表現ばかりですみません・・・。)
例年この4月中旬頃は、4月末からのゴールデンウィークを楽しみに仕事を頑張っているケースが多いのですが、私の場合、今年はさらにその先の「退職日」が照準になっている気がします。もちろんゴールデンウィークも旅行の予定などもあり楽しみにはしていますが・・。
退職後、とりあえずは事業所得を増やすことに専念してひたすら仕事をする予定ではありますが、いざ退職したら、もうあとはその時その時の気分に任せようとも思っています。
今の所、これからチャレンジしてみたいことは沢山ありますが、それも日々変わっていくでしょう。
その心情の変化も含め、サイドFIRE生活を楽しみたいと思います。
今回は雑記みたいな感じになってしまいましたが、これからFIRE、サイドFIREをしようと考えている方に少しでも私のこの経験が参考になれば幸いです。
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